Step By Step！初期診療アプローチ（1）〜（5）　　　　　

Step By Step！初期診療アプローチ（1）
　第1回 「疼痛」
　第2回 「頭痛」
　第3回 「胸痛」
　第4回 「腹痛」

研修医の必携書『問題解決型救急初期診療』の著者である田中和豊先生が臨床に役立つエッセンスをステップ・バイ・ステップでお教えします。まず、各論に入る前に臨床医が知っておくべき疼痛の捉え方、痛みのメカニズムとマネジメントの方法を学びます。そして頭痛・胸痛・腹痛の各回では、基本的な知識から、治療における鉄則、田中先生の真骨頂である「これさえ覚えておけば間違えない」診断のためのアプローチ・アルゴリズムまでご紹介します。痛みへの理解を深めて明日からの診断に自信をつける実践講座です。

Step By Step！初期診療アプローチ（2）
　第5回 「腰背部痛」
　第6回 「関節痛」
　第7回 「鎮痛薬」
　第8回 「血栓症と抗血小板薬」

痛みへの理解を深めて明日からの診断に自信をつける実践講座の第2弾。日常診療で漫然と診てしまいがちな「腰背部痛」や「関節痛」ですが、実はその中に絶対見逃せない重篤な疾患が含まれていることも。いざという時のために、ベテラン臨床医の思考過程がひと目でわかると大評判のDr.田中の特製アルゴリズムや、覚えておくと必ず役に立つ“鉄則”をご紹介。また、臨床医の意外な盲点である鎮痛薬の種類と特徴、血栓の出来るメカニズム、治療薬の有効な使用法などを、明解に解説します。鎮痛薬を理解して、疼痛に対する理解を深めれば、臨床力アップ！

Step By Step！初期診療アプローチ（3）
　第9回 「めまい」
　第10回 「失神」
　第11回 「痙攣」
　第12回 「意識障害」

初期診療を正確に診断、治療できるように、Step By Stepで学習できるシリーズ。全8回にわたり、神経症候についてお届けします。第3巻では、日常診療でよく遭遇するめまいや失神の患者さんに対する最も効果的なアプローチを紹介。臨床医が必ず陥る落とし穴は目からウロコ！また、意外と知られていない「痙攣の定義」や「意識障害の発症メカニズム」を基にした3つの鉄則を徹底解説します。実は痙攣の定義をきちんと把握すれば、痙攣とてんかん・失神の見極めのコツが劇的にわかるようになります。大好評の田中流アルゴリズムを活用して、臨床力をアップしてください！

第5巻では日常的に多く見られる呼吸器疾患の対処法を学習していきます。過去シリーズで学習した疼痛疾患、神経疾患と併せて習得することで救急室や当直で遭遇する殆どの疾患に対処できるようになるでしょう。｢咽頭痛｣は感染症と関連が深いため、治療における抗菌薬投与の判断ポイントや処方例についてクリアカットに解説します。「咳・痰」も上気道の感染症が大半ですが、中には喘息や肺炎など時に生命に関わる重篤な疾患もあり、適切な鑑別診断は臨床医の腕の見せどころです。「喀血」については似て非なる症候である「吐血」と「血痰」との違いを明解に解説し、救急で役立つヒントを一挙に公開します。「呼吸困難」では生理学の基礎から挿管の適応、緊急処置後になすべき検査などを解説します。

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